Ubuntu 14.04 上に VirtualBox で Windows 環境を構築する
今回 VirtualBox で、ホストを Ubuntu、ゲストを Windows の環境を作ってみました。
試した環境は以下の通りです。
- Lenovo ThinkPad T440s
- インテル Core i7-4600U プロセッサー (2.10GHz, 4MB, 1600MHz)
- 12GB PC3-12800 DDR3L (4GBオンボード + 8GB)
- 14.0型 FHD液晶 (1920 x 1080 IPS 300nit)
- インテル HD グラフィックス 4400
- 500GB ハード・ディスク・ドライブ, 7200rpm
- ホスト OS: Ubuntu 14.04
- ゲスト OS: Windows 7 Enterprise 評価版
VirtualBox のインストール
基本的なインストールは VirtualBox のサイト(Linux_Downloads – Oracle VM VirtualBox)に従ってインストールすれば OK です。日本語サイトでは Ubuntu で Virtualbox を使う を参考にさせていただきました。
/etc/apt/sources.list に以下を追加します。
deb http://download.virtualbox.org/virtualbox/debian trusty contrib
https://www.virtualbox.org/download/oracle_vbox.asc から Oracle public key をダウンロードします。
以下のコマンドで Oracle public key を追加します。
sudo apt-key add oracle_vbox.asc
以下のコマンドで VirtualBox をインストールします。
sudo apt-get update
sudo apt-get install virtualbox-4.3
ホストに Oracle VM VirtualBox Extension Pack をインストールする
USB 2.0 のサポートを有効にしたり、リモートデスクトップをサポートするために、ホストに Oracle VM VirtualBox Extension Pack をインストールします。
Downloads – Oracle VM VirtualBox から Oracle VM VirtualBox Extension Pack をダウンロードします。
ダウンロードしたファイルを実行してインストールします。
ゲストに 64-bit OS を選択できるようにする
仮想マシンの新規作成でゲストに 64-bit OS が選択できないことがあります。
これを解決するには BIOS の設定で BIOS - Security - Virtualization とメニューを選択していき、 Intel (R) Virtualization Technology に "Enabled"を設定します。
端末本来の解像度に設定する
最初はゲストのディスプレイが「汎用 非PnPモニター」になってしまい、ワイドディスプレイをフルに使えませんでした。
仮想マシン上のディスプレイでワイドモニタなどの解像度に対応するため、ゲスト OS に VirtualBox Guest Additions をインストールします。
インストール手順については VirtualBoxを大画面で使う(Guest Additions) を参考にしました。
仮想マシンにインストールする Windows
今なら、Windows 7, 8 の評価版が Microsoft からダウンロードできます。 評価に使うだけなら便利なのでおすすめです。
ダウンロードサイトは以下です。